2045年を見据えた2026年~2030年期のベトナムの新成長モデル確立を議論

(VOVWORLD) - 議論は、現行モデルにおける構造的な制約や障壁の特定に重点を置き、グリーン経済の推進、デジタルトランスフォーメーション、国際統合の流れを踏まえた新しい成長モデルの中核構造についても検討が行われました。

15日午前、ハノイでベトナム社会科学院傘下のベトナム・世界経済研究所が「2045年を見据えた2026年~2030年期のベトナムの新成長モデル確立」と題するフォーラムを開催しました。

このフォーラムでは、各分野の専門家、経済学者、政策担当者が一堂に会し、成長モデルの理論的基盤を検討するとともに、国内外の実例を分析し、現在の成長モデルを評価したうえで、今後の経済発展に向けた政策の方向性と包括的な解決策を提案しました。

2045年を見据えた2026年~2030年期のベトナムの新成長モデル確立を議論 - ảnh 1フォーラムのポスター(写真:congthuong.vn

議論は、現行モデルにおける構造的な制約や障壁の特定に重点を置き、グリーン経済の推進、デジタルトランスフォーメーション、国際統合の流れを踏まえた新しい成長モデルの中核構造についても検討が行われました。

ベトナム共産党中央政策戦略委員会のグエン・ホン・ソン副委員長は次のように述べました。

(テープ)

「今後、制度、インフラ、人材といった分野における既存のボトルネックを迅速かつ徹底的に取り除くための具体的な対策が必要です。とくに制度の問題は『ボトルネックの中のボトルネック』とも言える重要課題であり、人材、物的資源、土地、天然資源、財政資源といった伝統的資源の活用・管理効率を高めるためには、制度面からの刷新が不可欠です。あわせて、科学技術、イノベーション、デジタルトランスフォーメーション、そして国家・企業・製品といったベトナムブランドの強化を通じて、新たな成長資源を最大限に引き出す制度・政策のブレークスルーが求められています」

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