ASEAN首脳会議開幕 トランプ関税に「深い懸念」も表明
(VOVWORLD) - 東南アジア諸国連合(ASEAN)は26日、議長国マレーシアの首都クアラルンプールで首脳会議を開き、アメリカのトランプ政権による一方的な関税措置や、ミャンマー情勢への対応について協議しました。
第46回ASEAN首脳会議および関連会合の開催場所であるクアラルンプール・コンベンションセンター(写真:Ngọc Diệp/VOV) |
首脳会議でまとめられた議長声明の草案では、アメリカを名指しすることは避けながらも、「一方的な関税措置の押し付け」に対する「深い懸念」が示されました。さらに、こうした措置が「ASEANの経済成長と安定に複雑な課題をもたらす」とした上で、世界貿易機関(WTO)を軸とする多国間貿易体制の重要性を強調しています。
また、ASEANは27日に中国や湾岸協力会議(GCC)との初の3者首脳会議も予定していて、貿易や投資の促進について協議が行われる見通しです。
一方、ミャンマー情勢については、3月末に発生した大地震からの復興支援を含む人道支援が焦点となっています。マレーシアのアンワル首相が4月にミャンマー軍事政権のミンアウンフライン総司令官と会談したことで、一定の関係改善も指摘されていますが、今回の首脳会議にミャンマー側の代表は招かれていません。(共同通信)