ASEAN+3 SOM会合、新型コロナワクチンの研究・開発・アプローチを協議

(VOVWORLD) - 22日、ASEAN加盟10か国と中国、日本、韓国によるASEAN+3のSOM=高級実務者会合がオンライン方式で行われました。ベトナムからはASEAN SOM委員会の委員長であるグエン・クォク・ズン外務次官が臨みました。
ASEAN+3 SOM会合、新型コロナワクチンの研究・開発・アプローチを協議 - ảnh 1グエン・クォク・ズン外務次官

席上、中国、日本、韓国の代表らはいずれも「新型コロナ対応に関するASEANのアイディアを支持するとともに予防医療システムの能力向上や新型コロナワクチンの研究・開発、および公平なアプローチを支援していく」と強調しました。また、貿易自由化と地域経済連結の推進、RCEP=東アジア包括的経済連携協定の早期批准と展開を公約しました。

会合でズン外務次官はパートナー3か国に対し、新型コロナ対応に関する経験を提供し、ASEANのワクチン生産能力の向上やワクチンの購入を支援するよう提案しました。また、ASEAN+3は経済協力や商取引を促進し、条件が許せば、地域内の往来に条件を作り出す必要があるとしています。さらに、ASEAN 統合イニシアティブの議長として中国、日本、韓国に対し、メコンデルタ地域の発展格差の縮小、平和、安定、安全保障の確保を支援し続けるよう要請しました。

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