ベトナムの人材の質的向上

(VOVWORLD) -安定的かつ豊かな労働力を擁するベトナムは、人口の黄金期の最中にありますが、国際参入過程において、ベトナムは多くの新しい試練に直面しています。

2011年~2020年期の経済社会発展戦略の中で、ベトナムは、人材開発を経済社会発展モデルの転換過程における突破口であり、持続可能な発展の基礎と見なしています。

安定的かつ豊かな労働力を擁するベトナムは、人口の黄金期の最中にありますが、国際参入過程において、ベトナムは多くの新しい試練に直面しています。

豊かな若い労働力に恵まれたベトナム

現在、ベトナムは、豊かな若い労働力というメリットに恵まれていると評価されています。統計総局によりますと、2018年、ベトナム人口は約9400万人に上っていますが、15歳以上の労働者は、約5516万人がいます。同時に、この間、ベトナムにおける労働生産性は、著しく改善されてきており、ベトナムの労働者は質的も向上されつつあります。

貿易大学のブイ・アン・トアン校長は次のように明らかにしました。

(テープ)

「新時期における人材開発は重要でかつ差し迫った問題です。また、人材の管理は、育成、研究、応用の刷新を求めます。そこで、私たちは、国際組織やベトナムの各大学、企業などと連携して、人材開発分野における研究と育成の活動を促進したい意向があります。」

国際参入過程におけるベトナムの人材育成

現在、ベトナムの人口規模は世界で13~14位、また、経済規模は世界で37~38位に立っていますが、職業訓練分野においては、まだ世界のトップ50に入いっていないということです。先ごろ、ハノイで開催された国際人材開発協会の第18回アジア国際シンポジウムで、ベトナムのグエン・スアン・フック首相は「ベトナムにおける職業訓練は、地域と世界の先進国の肩を並べられるように、さらなる猛烈な渇望を示す必要がある。職業訓練作業は、市場のニーズに応え、国際基準を満たすことも重要だ。」と訴えました。

フック首相は次のように語りました。

(テープ)

「教育訓練校と企業、及び政府間の協力メカニズムを構築し、職業訓練政策を明確にする必要があります。例えば、企業は、育成の内容の作成、職業訓練コースへの幹部派遣、実習生の受け入れなどを負担します。学校は、教師の業務能力向上や講義と学習設備の質的向上、に便宜を図ることになります。」

ベトナム政府と教育部門は、人材開発に関する複数の政策を作成してきました。同時に、政府は、人材開発や科学研究過程への優れた教師、科学者の誘致に有利な条件を作り出します。

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