1945年9月7日の開局以来80年の間、VOVベトナムの声放送局は単なるベトナム国家の声にとどまらず、地域と世界に広がる国家的メディアブランドとしての地位を確立してきました。各国の報道機関との協力関係の拡大から、権威あるジャーナリズム賞の受賞に至るまで、そのすべてが、デジタル統合時代におけるVOVの新しい姿と、新たな気概を示しています。 

ヒエン副総裁

現在、VOVは51の外国ラジオ局、17の放送組織、および多数の国際非政府組織と協力関係を拡大しています。VOVのゴ・ミン・ヒエン副総裁は次のように述べました。

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「VOVは世界の主要パートナーと協力し、ラジオ放送番組の共同制作を行ってきました。その中には、ドイツの国際放送ドイチェ・ベレと協力した長編ルポルタージュシリーズの制作も含まれます。最近では、チリやアルゼンチンといった南米のパートナーとの連携も強化し、アルゼンチン・ラジオ局やチリ・ラジオ局との共同制作による素晴らしいラジオ番組が、対外情報賞を受賞しました」

この広範な統合は、世界の主要な地域にVOV支局が置かれていることからも明らかです。ヒエン副総裁は次のように明らかにしました。
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「過去およそ30年間、VOVは国際的な舞台に進出しており、その証として、世界の重要な地域にVOV支局が設置されていることです。当放送局の記者は、フランス、チェコ、ロシア、中国、ラオス、カンボジア、タイ、日本、インドネシア、エジプト、アメリカなどに配置されており、今後は南米地域にも拡大する方針です」

ローバルなプレゼンスを拡大すると同時に、VOVは国際ジャーナリズム賞での優れた成果でも深い印象を残しています。2009年以来、VOVは29の権威ある国際メディア・ジャーナリズム賞を受賞しており、そのうち14の賞はアジア太平洋放送連合（ABU）からのものです。

ABUから表彰された経験を持つ文化社会民族部のジャーナリスト、バー・ズイさんは次のように明らかにしました。
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「国際ジャーナリズム賞に参加することは、私にとって単なる賞以上のものです。それは、自分自身を比較し、学び、見つめ直すための長い旅のようなものです。参加するたびに、各国の同僚のストーリーテリング方法を身につけるようになるからです」

国際ジャーナリズムコンペティションの参加者から、多くの経験豊富なジャーナリストは、VOVの若い同僚をサポートする存在となり、彼らが自信を持って作品を世界に送り出すためのモチベーションを与えています。
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「海外で取材を行う機会を得たとき、『ベトナムの声放送局の記者です』と自己紹介できることをとても誇りに感じました。様々な国の文化や人々について、面白くてユニークなことをたくさん発見しました。そして、これらがデジタルジャーナリズムの形で表現されると、とても生き生きとします。VOVの記者は、国内外を問わず、常に自信を持って取材活動を行っています」

過去80年にわたるVOVの歩みは、その勇気、革新性、そして絶え間ない統合への努力を証明するものです。これからもベトナムの声は、世界中に響き続けるでしょう。