ウクライナ和平交渉が一時中断、イラン紛争勃発で=ロシア報道官

(VOVWORLD) -ロシア大統領府のペスコフ報道官は19日、ウクライナ戦争の終結に向けた米国、ロシア、ウク‌ライナによる和平交渉がイランを巡る紛争の勃発を受けて一時中断していると明らかにしました。

ロシア紙イズベスチヤはこれに先立ち、大統領府がウクライナ和平協議の一時中断を確認したとし、イランとの戦争⁠がウクライナを妥協へと追い込む可能性があると一面で報じていました。

ペスコフ報道官はこの報道について記者団に問われると、「状況に応じた一時的な中断であり、理由は明白だ」と語りました。ロシアとしては米国がウクライナ情勢にもっと注意を払うようになり次第、交渉の中断が解消され、新たな協議が行われることを期待していると述べました。

イズ‌ベス⁠チヤ紙によりますと、ロシアのドミトリエフ大統領特使は投資と経済協力に関する米国との協議を継続します。

2月末に米国とイスラエルによるイランへの攻撃で始まった戦争は米国の関心をウ⁠クライナから逸らし、原油や天然ガスの価格高騰を引き起こしました。ロシアはこれらの資源の世界的な主要生産国かつ輸出国です。

ロシ⁠アとウクライナは昨年、トルコで和平に向けた協議を行い、今年はアブダビとジュネーブで米国の仲介⁠の下、数回の会合を開きました。しかし、ウクライナに対し東部ドネツク州全域の支配権を譲渡するよう求めるロシアの要求を巡って両者の隔たりは依然大きいです。(ロイター)


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