(VOVWORLD) - クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、ウラジーミル・プーチン大統領が最近、マドゥロ大統領と電話会談を行ったことを明らかにし、地域内のすべての国に対し、不測の事態を避けるため自制を保つよう呼びかけたと述べました。
ロシア外務省は18日、アメリカのドナルド・トランプ大統領の政権に対し、ベネズエラを巡って「誤った判断を犯すべきではない」と呼びかけるとともに、国際海上輸送を脅かしかねないアメリカの決定に深い懸念を表明しました。
この声明は、トランプ大統領が16日、制裁対象となっているすべてのタンカーで、ベネズエラに出入りする船舶に対し、「完全かつ徹底的な封鎖」を命じたことを受けて出されたものです。
ロシア外務省はまた、ワシントンとカラカスの対話正常化を支持する立場を示し、アメリカが「西半球全体にとって予測不能な結果を招きかねない事態」に介入しないよう期待するとしました。さらに、ロシアはニコラス・マドゥロ大統領率いるベネズエラ政府の路線を支持すると明言しています。
同日、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、ウラジーミル・プーチン大統領が最近、マドゥロ大統領と電話会談を行ったことを明らかにし、地域内のすべての国に対し、不測の事態を避けるため自制を保つよう呼びかけたと述べました。
一方、関連する動きとして、ベネズエラは17日、国連安全保障理事会に書簡を送り、15か国の理事国による会合を要請し、アメリカとの緊張について協議するよう求めました。