AI 財務ガバナンスと人材戦略に新たな課題

(VOVWORLD) - 人工知能(AI)の活用が広がる中、企業の環境・社会・ガバナンスに配慮する考え方と相まって、財務・会計分野には大きな変化が生まれています。

こうした変化は、業務の進め方を変えるだけでなく、人材の育成や配置、さらには企業全体の運営の在り方にも、新たな対応を求めています。これは、26日午後、ハノイで開催された「持続可能な変革を創り、導く:AI時代の財務と人材」と題したシンポジウムにおいて、専門家が強調した点です。

AI 財務ガバナンスと人材戦略に新たな課題 - ảnh 1「持続可能な変革を創り、導く:AI時代の財務と人材」シンポジウムの様子(写真:Thuý Hằng/VOV)

シンポジウムで講演した、タレントネット社北部地域ディレクター兼企業戦略アドバイザーのダン・トゥイ・ハー氏は、テクノロジー、特に生成AI(GenAI)が、多くの職種における中核的な業務そのものを変えつつあると指摘しました。そのうえで、ベトナム企業は、運営モデルの包括的な再編や人材戦略の見直しを事業目標と密接に結び付ける必要があると述べました。また、企業文化や組織、人材を長期的な投資の視点で統合することが、持続的な成果につながるとしています。

AI 財務ガバナンスと人材戦略に新たな課題 - ảnh 2タレントネット社北部地域ディレクター兼企業戦略アドバイザーのダン・トゥイ・ハー氏(写真:Thuý Hằng/VOV)

ハー氏は次のように述べました。

(テープ)

「現在、多くの企業がすでに日常業務にAIを取り入れています。だからこそ、企業はこの変化に主体的に備える必要があります。まず重要なのは意識の問題であり、特に経営層がAIを正しく理解し、適切な方向性を示すことです。明確な変革のロードマップを作成することで、AIによる雇用への不安を和らげることができます。また今は、戦略や経営の考え方、運営モデルを見直し、それを業務の進め方や、デジタル時代にふさわしい組織文化の形成へとつなげていくべき時期でもあります」

このシンポジウムでは、2025年の各種ランキングも発表されました。具体的には、「価値創造企業トップ500」、「業種別の価値創造企業トップ10」、「雇用主トップ500」、「最も魅力的な雇用主トップ50」、そして主要経済分野における「働きがいのある企業トップ10」などです。

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