(VOVWORLD) - 23日夜、ハノイの政府庁舎で、ベトナムのチャン・ホン・ハー副首相の主宰により、IUU違法・無報告・無規制の漁業対策に関する国家指導委員会の第27回会合が開かれました。
会合で農業・環境省は、EC欧州委員会に提出するIUU漁業対策の進捗報告書の草案を作成し、指導委員会メンバーに意見照会を行っていることを明らかにしました。漁船の管理と操業監視は引き続き厳格に行われており、特に操業条件を満たさない漁船への対応が強化されています。また、登録を抹消した1万897隻の漁船リストを作成し、監視・処理のためデータベースに公開しました。
IUU漁業対策に関する国家指導委員会の第27回会合の様子(写真:VOV) |
この1週間、新たに外国海域で操業違反を行った漁船は確認されていません。違反処理で成果を上げている地方としては、ラムドン省(83.7%)、ニンビン省(62%)が挙げられます。一方、多くの地方では処理完結率が90%を超えており、ビンロン省(99.8%)、カマウ省(97%)、ドンタップ省(97%)、カインホア省(95%)、フンイエン省(95%)、クアンチ省(95%)、タインホア省(94%)、ホーチミン市(93%)、ダクラク省(92%)などとなっています。
会合でハー副首相は、ECに提出する報告書を、誠実かつ客観的な姿勢で早急に完成させるよう求めました。報告書では、法令整備、行政処分の厳格化、船名表示のない漁船への対応、刑事摘発された船舶や不正貨物の処理など、IUU漁業対策におけるベトナムの取り組みを重点的に示す必要があるとしました。ハー副首相は次のように述べました。
(テープ)
「報告書では、ECが求めた内容を私たちが極めて真剣に実施し、調査・検証してきたこと、また各機関がどのように対応しているのかを明確に示さなければなりません。34の省・市は、現在の状況や作業の進捗、ECの提案との比較、取り組みの拡大状況を具体的に記載する必要があります。農業・環境省の報告書は、将来ECが検証する公式資料となるため、各地方はデータと書類に責任を持ち、一貫性を確保してください」
ハー副首相はさらに、「登録なし・検査なし・許可なし」のいわゆる「3なし漁船」が100%抹消され、データが公開されていること、また抹消された漁船について地方が責任を負うことを明確に記すよう求めました。加えて、漁業データの連携を進め、電子身分証明アプリ「VNeID」上での行政手続きや申告、原産地確認を確実に行うよう指示しました。
公安省には、地方警察を通じて、外国海域での違法操業を仲介・組織する犯罪ネットワークの捜査を加速し、厳正に処理するよう要請しました。
国防省に対しては、隣接海域での巡視・監視を継続し、漁船の入出港管理を徹底し、条件を満たさない漁船の出港を断固として認めないよう求めました。