UAVイノベーションコンテスト2025、全国初の大会が閉幕
(VOVWORLD) - このコンテストは学生のレベルに合わせて構成され、一定の自律性を備えたUAVの設計・製作に加え、未来都市でのエネルギーバー配送や緊急対応など、実際の任務を模した障害物コースを突破する操作技術が競われました。
約3か月にわたって開催された全国規模の初のUAV無人航空機コンテスト「UAVイノベーションコンテスト2025・PV GASカップ」が、7日、ハノイで閉幕しました。大会は、ハノイ工科大学所属の宇宙・水中技術研究所が主催し、スポンサーであるベトナムガス総公社(PV GAS)と協力して実施されました。
大会で披露されたUAV(写真:主催者提供) |
このコンテストは学生のレベルに合わせて構成され、一定の自律性を備えたUAVの設計・製作に加え、未来都市でのエネルギーバー配送や緊急対応など、実際の任務を模した障害物コースを突破する操作技術が競われました。 予選を経て選ばれた28チームが、12月3日から7日まで行われた決勝ラウンドに進出しました。最終結果は、トンドゥックタン大学のSKYVISIONチームが優勝、ハノイ工科大学のBK–IAVチームが準優勝、ラックホン大学のLH–TDHチームが3位となりました。
表彰式の会場風景(写真:主催者提供) |
主催者を代表して、ハノイ工科大学・宇宙水中技術研究所のディン・タン・フン所長は次のように述べました。
(テープ)
「9月9日の発表以来、全国から100を超えるチームが参加し、大会は広く注目を集めました。決勝では白熱した戦いが続き、学生たちにとって創造的研究に取り組み、自分自身を高める貴重な積み重ねとなりました。多くの期待を担う、全国初のUAV大会となりました」
観客が競技チームを応援する様子(写真:主催者提供) |
主催者によりますと、2026年には新たに2つの大会を開催する予定で、より高度な課題に挑む「UAVイノベーションコンテスト2026」、そしてスマート潜水機器の開発を競う「UUVイノベーションコンテスト2026」が、2026年7月から8月頃に実施される見通しです。