13日、ハノイで、ベトナムや、カナダ、EU=欧州連合の共催により、1982年国連海洋法条約に関するARF=ASEAN地域フォーラムの第2回シンポジウムが行われ、ARF加盟20か国以上の高官、専門家、学者多数が参加しました。

これは、ハノイ行動計画の実施や、2018∼2020年期におけるARFの海上安全保障に関する行動計画とビジョンの展開を目指すものです。開会式で、外務省の国際法と国際条約局のレ・トゥエト・マイ局長は次のように語りました。

（テープ）

「このシンポジウムは各国の高官、専門家、学者が1982年国連海洋法条約をはじめ海洋に関する国際法の効果的な履行方法を討議する場となります。これは、海上での安全保障の確保や、その試練解決に役立つと確信しています。」

14日まで開催されるこのシンポジウムでは、1982年国連海洋法条約をはじめ海洋に関する国際法の効果的な履行方法や、海上での安全保障の確保のための各国間の協力の強化策などが主要な議題となっています。