(VOVWORLD) - 16日、ハノイで、ベトナム経済政策研究所は、2019年のマクロ経済報告書を公表しました。
この報告書によりますと、2019年の経済成長率は7.02%に達し、2018年と比べやや低下したものの、地域と世界で最高の成長率となっています。この成長を支えたのは製造業、建設業、電力部門などであるとしています。
2020年の経済成長率について、この報告書は、6.48%にとどまると予測しており、今年の成長率を6.8%に、インフレ率を4%以下にするという目標を達成させるために、ベトナムはより一層の努力をしなければならないとしています。長期的には、ベトナムの経済成長は、外国投資の誘致、投資経営環境の改善、国営企業の株式化、貿易活動の活性化などに左右され、その中で、貿易活動の活性化は、CPTPP先進的かつ包括的な環太平洋経済連携協定やEUとの自由貿易協定のメリットの活用によるものであるとしています。