討議された主なテーマには、「デジタル時代の収益源・広告だけでなく、多角的な収益構造が必要」、「新しいメディア環境におけるテレビ放送の適応」、「現代においてラジオ放送が発展するための制度とは」、「データは現代ニュースルームの基盤」、「読者を維持するためのコンテンツのパーソナライズ」、「決議18号と報道関係者の刷新」などが含まれています。

「現代においてラジオが発展するための制度とは」をテーマにしたセッションでは、VOV＝ベトナムの声放送局の編集局長であり、ジャーナリスト協会副会長を務めるドン・マイン・フン博士が登壇しました。フン博士は、インターネットとデジタル・トランスフォーメーションの進展がラジオ放送にとって多くの機会をもたらしているとの見解を述べるとともに、全国のラジオ・テレビ局を統合し、あらゆる放送コンテンツを集約するデジタル・ラジオ・プラットフォームの構築が期待されているとしました。
こうしたフォーラムは現役の記者だけでなく、メディア業界を志す学生たちにとっても、実務に直結する多くの知見や方向性が得られる場となっています。
（テープ）

「AIデータの活用やコンテンツのパーソナライズ、広告収益や報道機関の資金源など、実務経験の長い記者はもちろん、これから報道界に入る学生にとっても非常に重要な内容でした」

（テープ）

「このフォーラムを通じて、専門家の貴重な経験談を直接聞くことができ、大変、参考になりました。今後の取材活動にも役立てていきたいです」