2050年を見据えた2021年~2030年期のホーチミン市マスタープラン

(VOVWORLD) -先日、ファム・ミン・チン首相は、2050年を見据えた2021年~2030年期のホーチミン市マスタープランを批准しました。
その包括的な目標は、ホーチミン市を文明、近代、博愛、ダイナミック、創造力のあるグローバルな都市、質の高い人材、近代的なサービス業、全国各地の中で、グリーン経済、デジタル経済、デジタル社会が飛び抜けてすぐれる都市、全国の経済、金融、貿易・サービス、文化、教育、科学技術の中心地、国際社会への広範な統合、東南アジア地域における際立った地位を誇る都市として発展させるということです。
また、経済の面では、ホーチミン市は、2021年~2030年期に、一人当たりGDP伸び率が年間8.5%~9.0%に達するよう取り組みます。
貿易の面では、ホーチミン市を南東部地域における電子商取引の中心地として発展させる方針です。
社会 の面では、ホーチミン市の人口規模は2030年には約1100万人、2050年には約1450万人に達し、人間開発指数は0.85であると予測されています。
都市化の比率は9割を超え、すべての村が模範的な新農村という基準を満たすよう取り組みます。
そして、2030年末をめどに、市民の所得を基準に計算された貧困水準を全国の共通水準の倍増に引き上げすよう取り組むとのことです。

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