サトウキビ廃棄物から3Dプリンティングで製造した靴を紹介しているタンさん

カワイスタートアップコンテスト2024の第2ラウンドの一環として行われたこのイベントは、ハノイ貿易大学の学生団体「将来の企業家クラブ」が主催し、AIとスタートアップ企業の運営革新をテーマに掲げました。

会場では、10のスタートアップ企業がブースを構え、自社製品を展示する「スタートアップエクスポ」が行われました。出展したSenonikaチームのグェン・ミン・タンさんは、次のように語りました。

（テープ）

「サトウキビ廃棄物から3Dプリンティングで製造した靴を出展しました。足の健康と環境に優しい画期的な製品で、現在は商品化に向けた最終調整中です。カワイコンテスト2024で上位入賞を果たしました」

その後の講演セッションでは、AIを活用したスタートアップの運営革新について、ゲストスピーカーによる事例共有が行われました。さらに、カワイスタートアップコンテスト2024の上位10チームがビジネスプランを披露するピッチコンテストが実施され、5チームが7月の最終ラウンド進出を勝ち取りました。

このコンテストは2014年の開始以来、在ベトナム日本大使館の後援を受けており、今年の総賞金は90万円です。優勝チームには40万円が贈られる運びとなっています。