EUのフォンデアライエン欧州委員長(AFP/TTXVN)

欧州連合（EU）行政執行機関トップのフォンデアライエン欧州委員長は30日、ロシアのウクライナ侵攻や中東情勢緊迫化、東・南シナ海で軍事的影響力を強める中国を念頭に、防衛産業や経済安全保障の強化に注力する考えを示しました。「われわれは自らを守り抜く手段を持ち、敵対する可能性のある者を抑止する必要がある」と強調しました。

訪問先のチェコの首都プラハで、欧州委員長の続投が決まってから初めての演説で語ったとのことです。発足から30年余りが過ぎたEUは単一通貨ユーロの導入など経済通貨統合で進展してきましたが、2期目は安全保障政策をより重視する方針です。(共同通信)