(VOVWORLD) - 16日午前、ホーチミン市人民委員会は、「2022∼2025年期における経済社会回復・発展プログラム」と題するシンポジウムを行いました。
席上、「ホーチミン市はできるだけ早く、経済回復・発展を目指す計画を立案する必要がある」との意見が相次ぎました。参加者らによりますと、これまで、市民のほぼ100%が予防接種を受けたことから、その安全性が高まっています。
フルブライト大学のグエン・スアン・タイン氏は「国家の政策とともに、ホーチミン市は自らの政策を定める必要がある」との見解を表明し、次のように語りました。
(テープ)
「現在、新型コロナウイルスの新しい変種株による脅威がありますが、国内で、ワクチンが十分あります。経済活動を再開しますが、新型コロナウイルスとの闘いのために再び停止しないように努力しなければなりません。」
一方、ホーチミン市人民委員会のファン・バン・マイ委員長は次のように述べています。
(テープ)
「ホーチミン市は基本的に疫病を抑制しています。でも、今後も、警戒心を高めていく必要があります。現時点は、疫病対策を進めながら、経済回復のための法則を探す必要があります。」
なお、現在、ホーチミン市は、効果的な方策を模索するため、市民の意見をまとめており、「2022∼2025年期における経済社会回復・発展プログラム」を早期に展開することを目指しています。