式典の様子（写真：ニャンザン）

９日午前、ハノイで、PEPFAR＝アメリカ大統領エイズ救済緊急計画実施２０周年を記念する式典が行われました。席上、PEPFARの代表者は、「PEPFARはベトナムに信頼を置き、エイズ予防対策で、ベトナムとともに歩んでいく」と確認しました。

一方、ベトナムのダオ・ホン・ラン保健大臣はPEPFAR側に対し、「エイズ治療薬や、バイオ製品、診断とコンサルティングモデルの拡大、エイズ予防対策に関する長期的な戦略の立案などの面でベトナムを支援するよう」提案しました。この機に、ラン大臣はPEPFARベトナムプログラムに「国民の健康のため」記章を手渡しました。

ベトナムは２００３年に初めてPEPFARの支援を受けました。PEPFARを通じて、アメリカは年平均、ベトナムのエイズ予防対策プログラムに４０００万ドルを支援し、そのプログラムの最大の支援者となっています。PEPFARとの緊密な協力により、ベトナムはエイズ予防対策事業で多大な成果を収めてきました。PEPFARはベトナムが国連合同エイズ計画の目標を達成するように支援していくことも公約しています。