WTO、2024年世界貿易量が消費活性化で2.6%増と予測

(VOVWORLD) - 2023年のモノの輸出額は、中国が最多の3兆3800億ドルで、世界の14.2%を占めました。2位はアメリカの2兆200億ドルでした。
WTO、2024年世界貿易量が消費活性化で2.6%増と予測 - ảnh 1(写真:ロイター)

10日、WTO=世界貿易機関は、2024年に世界で取引されるモノの貿易量が前年比2.6%増となり、1.2%減った2023年から回復するとの予想を発表しました。物価上昇圧力が弱まることで実質所得が増え、モノの消費が活性化するとの見通しを示しました。また、2025年には3.3%増になると予測しています。

2023年は、エネルギー価格高騰やインフレの影響でモノへの需要が落ち込み、ドルベースでモノの貿易額が前年比5%減の約24兆100億ドル(約3670兆円)となりました。一方、サービス貿易は9%増の7兆5400億ドルとなり、外国旅行の回復やデジタル分野の成長が押し上げ要因となりました。

2023年のモノの輸出額は、中国が最多の3兆3800億ドルで、世界の14.2%を占めました。2位はアメリカの2兆200億ドルでした。輸入は首位のアメリカが3兆1730億ドルで、世界の13.1%を占め、2位は中国で2兆5570億ドルでした。(産経新聞)

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