アフガニスタン 国防相代行の自宅近くで爆発 銃撃戦で4人死亡

(VOVWORLD) -アフガニスタンの首都、カブールにある国防相代行の自宅近くで爆発があり、武装グループと治安部隊との間で銃撃戦が起きて市民4人が死亡しました。
アフガニスタン 国防相代行の自宅近くで爆発 銃撃戦で4人死亡 - ảnh 1(写真:THX/TTXVN)

現地ではアメリカ軍が撤退を進める中、反政府武装勢力タリバンが攻勢を強めていて、警戒が強まる首都で起きた事件に衝撃が広がっています。

3日夜、アフガニスタンの首都、カブール中心部にあるモハマディ国防相代行の自宅近くで自動車が爆発し、その後、武装グループと治安部隊との間で銃撃戦となりました。

当時、国防相代行は不在で無事でしたが、市内の救急病院によりますと、市民4人が死亡、少なくとも10人がけがをして手当てを受けたということです。

内務省によりますと、武装グループの4人は銃撃戦で死亡したということです。

アフガニスタンでは、アメリカ軍が今月末までの撤退完了を目指す中、反政府武装勢力タリバンが攻勢を強め、アメリカのシンクタンクの調べによりますと、先月下旬の時点でタリバンが全土の半数余りの地区を支配下に置き、主要都市の周辺部に迫っています。

今回の事件を巡り、これまでに犯行声明などは出ていませんが、内務省は国防相代行がねらわれたとみて捜査しています。
首都カブールは厳重な警備が敷かれているだけに、事件の発生に現地では衝撃が広がっています。

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