アメリカ下院、トランプ氏の公共放送・対外援助巡る94億ドル削減案を可決

(VOVWORLD) -下院は、与党共和党が辛うじて多数派を占めており、トランプ氏の政策に難色を示す議員はほぼいないません。最終的な投票内訳はすぐには公表されなかったものの、少数の共和党議員が民主党に加わり、法案に反対しました。

 12日、アメリカ下院はトランプ大統領による公共放送および対外援助事業を担う機関を巡る94億ドルの削減案を214対212の僅差で可決し、上院での審議に送りました。

下院は、与党共和党が辛うじて多数派を占めており、トランプ氏の政策に難色を示す議員はほぼいないません。最終的な投票内訳はすぐには公表されなかったものの、少数の共和党議員が民主党に加わり、法案に反対しました。

今回の可決は、同法案の成立を強く訴えてきたトランプ氏にとって勝利となります。トランプは投票直前には自身のソーシャルメディアで外国援助を無駄遣いだと改めて非難したほか、公共ラジオ(NPR)と公共放送(PBS)を「極左がもたらした災厄」と述べました。(ロイター)

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