イエメン、「国連はサウジ連合軍の犯罪に責任」

(VOVWORLD) -イエメン人権事務所は、サウジアラビア主導の侵略連合軍による犯罪について、国連が責任を負うとしました。
イエメン、「国連はサウジ連合軍の犯罪に責任」 - ảnh 1(写真:AFP/TTXVN)

イエメン・サアダ県にある同事務所は、22日金曜、声明を発表し、最近のサウジ主導アラブ連合軍による市民の家屋を狙った攻撃激化、同県のインフラ破壊を非難しました。

この声明では、「国連は、サウジ連合軍による犯罪に沈黙し、見て見ぬふりをしており、完全な刑事的、法的、倫理的責任を負っている」としています。

イエメン人権事務所は、サアダ県でサウジ連合軍が行った犯罪の完全な証拠や正確な統計があるとし、メディアや国際・地域機関に対し、同連合軍による犯罪が続いていることに対して自らの責任を果たすよう求めました。

サウジアラビアの侵略戦闘機は、最近、イエメンのサナア、サアダ各県の様々な地域に過去最も激しい空爆を加えました。

イエメンは過去6年間にわたり、サウジ主導アラブ連合軍より全面的に封鎖されていることから、食料や燃料、医療器材の深刻な不足に見舞われています。

サウジはアメリカやUAEアラブ首長国連邦、その他複数の国の支援を得て、2015年3月からイエメンへの軍事侵攻と封鎖を開始しました。

これにより現在までに数万人のイエメン市民が殺害され、さらに同国の数百万人が難民化しています。(parstoday.com)

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