イスラエルとイラン双方が「歴史的な勝利」主張 停戦合意はおおむね維持

(VOVWORLD) - イランは24日、外交攻勢を強めました。ペゼシュキアン大統領は、サウジアラビアのムハンマド皇太子と電話会談を行い、「国際的な枠組みに基づき、アメリカとの問題を解決する用意がある」と述べました。

イランのペゼシュキアン大統領は24日、イスラエルとの停戦合意をめぐって、イスラエルが一方的に始めた紛争を「イランの意志で終わらせた」と述べ、「歴史的な大勝利だ」と誇示しました。これに対し、イスラエルのネタニヤフ首相も同日の声明で、イランの核と弾道ミサイルという二つの脅威を排除したとして、「歴史的勝利」だったと主張しました。

停戦合意の後も、双方による攻撃が一部で確認されましたが、停戦はおおむね維持されているとみられます。

アメリカのトランプ大統領は、米東部時間25日午前0時(日本時間25日午後1時)ごろに、正式な紛争終結が実現すると宣言しました。

イランは24日、外交攻勢を強めました。ペゼシュキアン大統領は、サウジアラビアのムハンマド皇太子と電話会談を行い、「国際的な枠組みに基づき、アメリカとの問題を解決する用意がある」と述べました。

また、アラグチ外相は中国の王毅外相との電話会談で、イランの攻撃は正当防衛であると主張しました。イランは、自国の立場を国際社会に説明し、各国の支持を得たい考えです。(産経新聞)

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