(VOVWORLD) - イスラム組織ハマスは29日、パレスチナ自治区ガザでの停戦案について、イスラエルのネタニヤフ首相が新たな条件と要求事項を加えたことで合意が妨げられていると非難しました。
パレスチナ自治区ガザ地区南部ラファから逃れた人々(ロイター) |
イスラエルのほか、仲介するアメリカ、エジプト、カタールはガザ停戦案についてローマでこのほど協議しました。ハマスはイスラエルから最新の回答を受け取ったとし、声明で「ネタニヤフ首相は新たな条件や要求を掲げ、合意を回避する戦略に戻った」と非難しました。
これに対しネタニヤフ首相は、ガザ地区での停戦と人質解放の合意を妨害しているのはハマスだと反論しました。イスラエルは当初の提案の原則を堅持しており、いかなる条件も変更していないと述べました。(ロイター)