(VOVWORLD) -イスラエルは、イスラム組織ハマスが加えた停戦案の修正について検討を続けており、約4カ月ぶりの停戦で合意できるかが焦点となります。
テルアビブ(イスラエル)で、 2023年10月7日のハマスによって拘束されているすべての人質の解放を求めるデモに市民が参加した(2025年7月3日の写真:REUTERS/Shir Torem) |
パレスチナ自治区ガザ地区の停戦交渉を巡り、イスラエルは交渉団を仲介国カタールに派遣する方針を固めました。イスラエルメディアが5日報じました。イスラエルは、イスラム組織ハマスが加えた停戦案の修正について検討を続けており、約4カ月ぶりの停戦で合意できるかが焦点となります。
トランプ米政権が示した停戦案は、60日間の停戦期間中にハマスがガザ地区で拘束している人質10人を解放し、死亡した18人の遺体を返還することなどが柱となっています。ハマスは4日、「前向きな回答」を仲介国に提示。停戦期間中に戦闘終結で合意しなかった場合でも交渉が継続されるよう、アメリカに保証を求めています。イスラエルのネタニヤフ首相は7日、ホワイトハウスでトランプ大統領と会談する予定です。(毎日新聞)