イスラエル政府 UAEの首都アブダビに大使館開設と発表

(VOVWORLD) - アメリカのトランプ前政権の仲介でイスラエルとアラブ諸国の関係改善が進む中、イスラエル政府はUAE=アラブ首長国連邦に大使館を開設したと発表しました。
イスラエル外務省は、24日、UAEの首都アブダビに大使館を開設したと発表しました。
アシュケナジー外相は「今後も湾岸諸国との和平合意や国交正常化を進め、イスラエルの国際的な立場を高めていきたい」とコメントし、アラブ諸国とのさらなる国交正常化に意欲を示しました。
一方、UAE政府も24日国営通信を通じて、内閣がイスラエルの商業都市、テルアビブへの大使館設置を承認したと明らかにしました。

アメリカのトランプ前政権は、去年、イスラエルと、UAEやモロッコなど4つのアラブ諸国との間で国交正常化の合意を仲介し、イスラエルとUAEの間では直行便が就航したり経済会合が開かれたりするなど経済交流が進んでいます。

今月就任したバイデン大統領も関係改善を後押しする姿勢を示していて、中東地域でどのような外交政策を実行していくかが焦点です。(NHK)

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