イスラエル軍 シリアのイラン精鋭部隊軍事拠点に空爆

(VOVWORLD) -イスラエル軍は敵対するイランがドローンを使ってイスラエルへの攻撃を計画していたとして隣国シリアに駐留するイランの精鋭部隊の軍事拠点に空爆を行いました。

イスラエル軍は24日深夜、隣国シリアの首都ダマスカス周辺で戦闘機による大規模な空爆を行ったと発表しました。

これに対し、シリア国営通信は首都ダマスカス周辺がイスラエルの空爆を受けたことを認めたうえでシリアの防空システムが応戦し、イスラエル軍の戦闘機から発射されたミサイルのほとんどを撃ち落としたとしています。
イスラエル軍は今回の空爆について、シリアに駐留し、敵対関係にあるイランの精鋭部隊が多数のドローンなどを使ってイスラエルへの攻撃を計画していたため、これを阻止するために軍事拠点を攻撃したと主張しています。
イランが実際にドローンによる攻撃を計画していたかは不明ですが、このところイランはイスラエルなどに対抗して高度な軍事用ドローンの開発を推し進めています。
イランのドローンをめぐっては去年、シリアからイスラエル領空に侵入したとして迎撃されたほか、イランは中東各地で支援する武装勢力に高度なドローン技術を提供していてドローンを使った攻撃が各地の紛争が激しくなる一因となっています。(NHK)


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