イスラエル、防空態勢強化 ヒズボラなどからの攻撃を警戒

(VOVWORLD) - ガザ停戦交渉を巡り、イスラエル首相府は21日、ネタニヤフ氏が交渉団の派遣を指示したと発表しました。
イスラエル、防空態勢強化 ヒズボラなどからの攻撃を警戒 - ảnh 12024年7月2日、パレスチナ自治区ガザ地区南部ハンユニス市から逃れたパレスチナ人(THX/TTXVN)

イスラエルメディアは21日、同国軍が周辺国の親イラン組織からの攻撃激化を警戒し、防空態勢を強化したと伝えました。イエメンのフーシ派に加えて、レバノンのヒズボラやイラク、シリア内の組織の攻撃を想定し、哨戒活動を拡大しているということです。イスラエル軍は20日にフーシ派支配地域を空爆し、中東の緊張は高まっています。

フーシ派やヒズボラはパレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスに連帯し、ガザ停戦の実現までイスラエル攻撃を継続すると表明しています。

ガザ停戦交渉を巡り、首相府は21日、ネタニヤフ氏が交渉団の派遣を指示したと発表しました。地元メディアによりますと、対外特務機関モサドのバルネア長官をトップとする交渉団が25日に仲介国カタールを訪問する予定です。

イスラエル軍は21日もガザ攻撃を続けており、ガザ保健当局によりますと、戦闘開始後のガザ側の死者は3万8983人に上っています。(産経新聞)

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