(写真:
Kerkuk)
トルコが隣国のイラクに軍を駐留させたことから両国の関係が悪化していましたが、この問題をめぐって、イラクのアバディ首相は7日、首都バグダッドを訪問したトルコのユルドゥルム首相と会談しました。
会談後の共同記者会見で、アバディ首相は「トルコ側がイラクの主権と領土の一体性を尊重すると約束し、軍を撤退させることで合意した」と述べました。
一方、トルコのユルドゥルム首相は「地域が平和になれば、問題は解決する」として撤退を明言しませんでしたが、「双方の繁栄のために協力を続ける」と述べ、イラクとの関係改善に取り組む考えを示しました。