(写真:TTXVN)
イランはEU=欧州連合向け原油輸出を早ければ2月にも再開する準備を進めています。複数のイラン政府高官が今週、明らかにしました。
高官の1人によると、NIOC=イラン国営石油会社は2月中旬をめどに、最低100万バレルの軽質原油をEU域内の地中海港湾に出荷する予定で暫定的に準備しています。先週末の西側諸国による経済制裁解除に伴いイラン産原油の禁輸措置が終了してから初のEU向け出荷となります。
原油輸出で競合するロシアやサウジアラビアは、イランの市場復帰を前に欧州向け価格を大きく引き下げ、競争を激化させてきました。西側諸国が対イラン制裁を強化した2012年以降、それまでイランが占めていた市場シェアの大部分を両国が獲得しました。
先週末の制裁解除を受け、イランは向こう数カ月で日量50万バレル、1年以内に同100万バレルの輸出を目指すと明言していました。