イランイスラム革命記念行進が終了声明、「米は世界の諸悪の具現」
(parstoday.com)IRIB通信によりますと、イスラム革命勝利記念行進に参加した人々は声明を発表し、イランイスラム共和国の建国者ホメイニー師の理念、ならびに現在のイランイスラム革命最高指導者ハーメネイー師に対し、あらためて忠誠を誓うとともに、体制責任者らに対しては、アメリカや一部ヨーロッパ諸国の過剰な要求や不遜な態度に毅然とした態度で臨むよう求めました。
参加者らはまた、イランの防衛の根幹ーミサイルと抑止力の更なる強化、そして原子力の平和利用に向けたプロセスの拡大発展の必要性が基本原則であるとし、「トランプ米大統領の、人類に反する不遜な行動には決して妥協しない」と強調しました。
さらに、「われわれは、世界で抑圧されている人々、特に抵抗戦線やイラク、シリア、イエメン、バーレーン、パレスチナの人々を、テロ、好戦主義のアメリカ、子殺しのシオニスト政権イスラエルとサウジアラビアという悪の御三家から全面的に防衛すること、そして聖地ベイトルモガッダス・エルサレムの解放に向けて努力することを、自らに課された責務とみなしている」と表明しました。
この声明ではまた、敵による経済制裁や心理戦が強く非難されました。
イランイスラム革命勝利40周年記念行進の参加者はこの他、「抵抗経済の実現、産業活動の繁栄に向けた努力、インフレ対策、国民の生活上の問題解消」などを政府への要求として挙げています。