イラン外相、「ペルシャ湾でのアメリカの駐留は緊張発生の元凶」

(Pars Today) イランのザリーフ外相が、「我々は当初から、ペルシャ湾でのアメリカの駐留が違法であることに加え、緊張を生み出すものでもあると考えていた」と語りました。

イラン外相、「ペルシャ湾でのアメリカの駐留は緊張発生の元凶」 - ảnh 1  イランのザリーフ外相(写真: AFP/ TTXVN )

ザリーフ外相は、28日金曜に放送された、香港を拠点とする中国語圏向けのニュースメディア、フェニックスのインタビューで、「ペルシャ湾にアメリカ艦船を配備することは、プラスの効果よりも実際には緊張を生み出している。また、ペルシャ湾にアメリカ軍が増派された時はきまって、ペルシャ湾岸諸国を危険に直面させている」と述べました。

また、「イランは強大な国であり、自らの利益を防御できる。また、アメリカの駐留による弊害を受けるのは地域だ」としました。

さらに、アメリカ軍のシリア撤退について、「我々はアメリカがどういう計画を有しているのか分からない。だが、我々にとって重要なことは地域に展開するアメリカの政策が危険なもので変更されるべきということだ」と語りました。

ザリーフ外相はまた、「イランは、緊迫した状況の中でアメリカと協議するつもりはない。協議の席から一方的に退場したのはイランではない。アメリカは8ヶ月前までは核協議の席につき、我々と協議していたのにこれを放棄した。彼ら自身が協議の席に戻るべきだ」と強調しました。

さらに、「中国に対するイランの関心は戦略的なものであり、策を弄した戦術的、一時的なものではない。中国はイランにとって信頼できる友好国だ。中国もまた、我々を信頼してくれることを願っている」と語りました。

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