イラン大統領、「地域問題の解決は、外国の干渉ではなく、対話を必要としている」
(parstoday.com)イランのローハーニー大統領が、「地域問題は対話によって解決でき、問題の解決に、外国勢力による干渉や武器は必要ない」と語りました。
イランのローハーニー大統領(写真:AFP/TTXVN) |
ローハーニー大統領は、3日日曜、イラン南東部チャーバハール港の開発プロジェクトの第1フェーズ始動式で、「地域が安全で力を持っていれば、誰もがそれを利用することができる」と語りました。
また、協力は、地域の連帯と統一のきっかけだとし、「地域のいかなる国も、自分たちは優れており、他国は従属すべきだと主張することはできない。大国もその望みをかなえることはできなかった」と述べました。
さらに、地中海からアフリカ、インド亜大陸、アジア各地にいたるまでのさまざまな文化は、ルーツを持つ共通のものだとし、「さまざまな国が、道路、鉄道、港湾を通して共生し、その連帯の中に共通の利益を見ることができれば、統一が拡大するだろう」と語りました。
ローハーニー大統領は、共通の利益により、地域の治安が強化されるとし、「地域のすべての国が結びつき、共通の利益を持てば、その利益は治安の強化と連帯につながるだろう」と述べました。
さらに、地域の海上の安全保障におけるイラン海軍の役割に触れ、「イラン海軍は、ペルシャ湾、オマーン海、国際水域で、地域の海の安全を確保するのに価値ある役割を担っている。チャーバハールは、地域の海域や沿岸の治安維持において、特別な位置づけにある」と強調しました。