(VOVWORLD) -インド西部グジャラート州のアーメダバードで日本時間の12日午後5時すぎ、「エア・インディア」のアーメダバード発、イギリス・ロンドン近郊のガトウィック行きの旅客機が空港から離陸した直後に墜落しました。
病院で治療をうけているイギリス国籍の乗客(写真:Hindustan Times) |
エア・インディアは病院で治療をうけているイギリス国籍の乗客1人の生存が確認されたものの、残る241人の乗客乗員全員の死亡が確認されたと発表しました。
エア・インディアによりますと、乗客230人のうち169人がインド国籍、53人がイギリス国籍などで、日本国籍の乗客はいなかったということです。
また、ロイター通信は、地元メディアの情報として、医科大学の学生寮の建物の上に旅客機が墜落し、多くの医学部生らが巻き込まれたおそれがあると報じています。
インドの主要メディアは、機長が墜落する直前に、管制官に緊急事態を知らせていたと伝えていて、被害の全容解明と事故の原因究明が焦点となっています。(NHK)