インドと中国、ヒマラヤ係争地への部隊増派停止などで合意

(VOVWORLD) -インドと中国は軍司令官級の会談で、係争地であるヒマラヤ地域の国境地帯への「部隊の増派の停止」などで合意しました。インド軍が22日夜、発表しました。
インドと中国、ヒマラヤ係争地への部隊増派停止などで合意 - ảnh 1       (写真:AFP/TTXVN)

発表によりますと、両国は「前線への部隊の増派の停止、現地の状況の一方的な変更の自制、状況を複雑化し得るあらゆる行動の回避」に加え、「誤解や誤った判断」を避けるため、次の協議を「可及的速やかに」実施することでも合意しました。

ともにアジアの大国で核保有国でもある両国の関係は、6月15日に標高の高い山岳部のラダック地方で武力衝突が発生しインド側に20人の死者が出て以降、悪化していました。

両国の軍司令官は6月の衝突を受けて緊張緩和に向けて協議を繰り返していましたが、進展はほぼなかったとみられる。21日に6回目の協議が行われていました。

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