インドネシアの研究者、ベトナム共産党の歴史的役割を評価
(VOVWORLD) -インドネシアの東南アジア研究センター(CSEAS)の上級研究員ヴィーラマラ・アンジャイア氏は、2月3日のベトナム共産党創立95周年を前に、ベトナム通信社の取材に応じました。
アンジャイア氏は、ベトナムの「ドイモイ刷新政策」においてベトナム共産党が果たしてきた役割は極めて重要で、それは歴史的な必然であったと指摘しました。共産党の指導のもと、ベトナムは様々な経済発展モデルを採用しながら成長を遂げてきたと評価しました。
また同氏は、現在のベトナムが汚職防止など国際社会の共通課題に積極的に取り組んでいることについて、これが諸外国との政治的信頼関係の強化や互恵関係の構築につながっているとの見方を示しました。
さらに、ベトナム共産党が掲げる「民族の飛躍の時代」という新時代構想について、これまでの数十年間における政治・社会・文化面での大きな進歩を踏まえたものだと分析しました。ベトナムには新たな課題に立ち向かい、さらなる発展を目指す強い決意と自信が見られると述べました。