(NHK)地震と津波で大きな被害を受けたインドネシアのスラウェシ島で救援物資の輸送に当たるため、国際緊急援助隊として航空自衛隊の輸送機1機が派遣されることになり、3日夜、愛知県の小牧基地から現地に向けて出発しました。
(写真:THX/TTXVN) |
インドネシアのスラウェシ島中部では、9月28日に地震と津波が発生し救援活動などが続いていますが、インドネシア政府からの要請を受け、自衛隊が国際緊急援助隊として派遣されることになりました。
派遣されるのは、航空自衛隊のC130輸送機1機と隊員約40人で、3日午後9時前、愛知県の小牧基地から現地に向けて出発しました。
C130輸送機は、スラウェシ島の隣にあるカリマンタン島の救援物資の集積地を拠点に、被害が大きかった都市、パルの空港へ物資を届けるということです。
現地では、水や食料、燃料などの不足が深刻になっていますが、道路の寸断などによって物資の輸送が滞っているということです。
派遣期間は決まっておらず、活動に当たりながら調整が行われることになっています。