ウクライナ情勢めぐる米ロの実務者レベル協議 始まる

(VOVWORLD) -ウクライナ情勢をめぐるロシアとアメリカの実務者レベルの協議が24日、サウジアラビアで始まり、主に黒海での航行の安全について検討しているとみられます。
ウクライナ情勢めぐる米ロの実務者レベル協議 始まる - ảnh 1(写真:THX/TTXVN )

ロシア国営のタス通信は、ロシアとアメリカの実務者レベルの協議が日本時間の24日午後4時ごろサウジアラビアの首都リヤドで始まったと伝えました。


協議には、ロシア側から元外交官で上院議員のカラシン氏と、FSB=連邦保安庁の長官顧問を務めるベセダ氏が出席しているとみられます。

またアメリカ側は、国務省で政策企画を担う部署のトップのマイケル・アントン氏や、ホワイトハウスのNSC=国家安全保障会議の担当者などが出席していると欧米メディアは伝えています。

ロシアのプーチン大統領とアメリカのトランプ大統領は、18日に行った電話会談で、黒海での戦闘の停止について交渉を行うことで合意していて、協議では主に黒海での航行の安全について検討しているとみられます。

トランプ政権のウィトコフ特使は協議に先立つ23日、FOXニュースの番組に出演し「黒海での攻撃の停止で進展が見られると思う。そこから自然と、全面的な停戦へと発展していくだろう」と述べ、協議の前進に期待を示しました。(NHK)

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