(写真:TTXVN)
(NHK)ウクライナ軍と親ロシア派がにらみ合いを続けるウクライナ東部を巡って、ロシアとウクライナ、それに調停役のヨーロッパの首脳が、停戦合意の履行期限を延長することで一致しました。
ウクライナ東部ではウクライナ軍と親ロシア派がことし2月、停戦に合意しましたが、その後も散発的に戦闘が続いていて、ロシア大統領府によりますと、ロシア、ウクライナ、それにドイツ、フランスの関係4か国の首脳が30日、電話で会談し、停戦合意の履行期限を来年まで延長することで一致したということです。
これは、ウクライナ政府と親ロシア派が戦闘を停止したうえで、東部で地方選挙を実施し、大幅な自治権を認めるなどとした政治プロセスを経て、ことし中の和平実現を目指すとしてきたものの、その実現が困難になったためです。背景には、ウクライナ政府は、国内の愛国主義の高まりもあって親ロシア派への政治的な譲歩が難しくなる一方、親ロシア派は独自の選挙を強行する構えを示して、対立していることがあります。