ガザ30回空爆、80人超死亡 イスラエル停戦交渉再開へ

(VOVWORLD) - イスラエルのメディアによりますと、代表団は3日に仲介国であるカタールを訪問する予定です。アメリカのトランプ次期大統領の就任前に交渉が進展するかどうかが注目されています。
ガザ30回空爆、80人超死亡 イスラエル停戦交渉再開へ - ảnh 1イスラエルの空爆後にガザ地区から立ち上る煙(写真:THX/TTXVN)

イスラム組織ハマスの掃討作戦を続けているイスラエル軍は2日、パレスチナ自治区ガザ各地を攻撃し、パレスチナ通信によりますと、民間人を含む80人以上が死亡しました。イスラエル軍は24時間で30回を超える空爆を実施したとみられています。一方、停滞しているガザ停戦交渉を巡り、イスラエル首相府は、対外特務機関モサドや軍などからなる代表団が交渉を再開することをネタニヤフ首相が承認したと発表しました。

イスラエルのメディアによりますと、代表団は3日に仲介国であるカタールを訪問する予定です。アメリカのトランプ次期大統領の就任前に交渉が進展するかどうかが注目されています。

イスラエル軍の空爆は2日夜も続き、北部ガザ市では民家が空爆され、4人が死亡したほか、報道カメラマンも命を落としました。ガザ保健当局によりますと、戦闘が始まって以来のガザ側の死者数は4万5500人以上に上っています。

また、シリア暫定政府のシェイバニ外相とアブカスラ国防相は、初の公式外国訪問としてサウジアラビアを訪問し、2日に首都リヤドでハリド国防相やファイサル外相と会談しました。この会談では移行期の政治行程に対する支援策が話し合われました。(共同通信)

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