AFP撮影

パレスチナ自治区ガザでの戦闘をめぐり、イスラエル軍は17日、北部ジャバリヤで再開した戦闘について「恐らくこれまでで最も激しいものになっている」との見解をAFP通信に示しました。北部はイスラエル軍が1月、イスラム組織ハマスの指揮系統の解体を宣言した地域となっています。ハマスは「消耗戦の用意がある」と述べており、戦闘はさらに長期化する様相です。

イスラエル軍はハマスの再結集を防ぐためとして、12日にジャバリヤでの戦闘を再開しました。AFP通信などによりますと、これまでに約200人の戦闘員を殺害しました。ハマスはイスラエル軍の装甲車両に向け、大量のロケット弾を発射しているということです。

国連によりますと、ジャバリヤにはガザ最大の難民キャンプがあり、昨年7月の時点では、1.4平方キロメートルの区域に約11万6千人が暮らしていました。（朝日新聞）