17日午後、ハノイで、グエン・ティ・キム・ガン国会議長はベトナムを訪問中のスリランカのラニル・ウィクラマシンハ首相と会見しました。

席上、ガン議長は両首相の会談を高く評価するとともに、ベトナム国会はスリランカ国会との緊密な関係を結びたい意向を示しました。また、ガン議長は双方に対し、地域と国際場裏で互いに支持し、IPU＝列国議会同盟や非同盟運動、国連などで連携を強化するよう要請しました。さらに、スリランカがベトナム東部海域問題に関し、はっきりとした立場を示したことに感謝したうえで、関係各国に対し、１９８２年国連海洋法条約をはじめ、国際法を遵守するよう呼びかけるとしています。

一方、ラニル・ウィクラマシンハ首相は両国が経済貿易協力を新たな発展段階に押し上げるよう具体的な措置を取ることや観光、草の根外交、宗教分野での協力を強化していくよう希望を表明しました。さらにスリランカ国会の議員代表団はベトナムを訪問し、経験の交換を行なうと明らかにしました。