クアッド外相会合 海洋秩序の維持・強化に向け連携で一致

(VOVWORLD) - 日米豪印4か国の枠組み、クアッドの外相会合が4年ぶりに東京で開かれ、海洋進出を強める中国などを念頭に、力による一方的な現状変更の試みに強く反対し、海洋秩序の維持・強化に向けて連携していくことで一致しました。
クアッド外相会合 海洋秩序の維持・強化に向け連携で一致 - ảnh 1(写真:Kyodo/TTXVN)
クアッドの外相会合は、ことしは日本が議長国で、上川外務大臣やアメリカのブリンケン国務長官、オーストラリアのウォン外相、インドのジャイシャンカル外相が出席して、東京都内で2時間半余り行われました。
会合では、海洋進出を強める中国などを念頭に、力による一方的な現状変更の試みに強く反対し、海洋秩序の維持・強化に向けて連携していくことで一致しました。
また、4か国が共同で地域の課題解決に取り組む方針も確認し、サイバーセキュリティーや、「オープンRAN」と呼ばれる通信ネットワークの整備、海上での法執行能力の構築などを支援していくことになりました。
このほか、偽情報対策や、紛争の予防に女性が参画する「WPS」などの分野でも協力を申し合わせました。
会合のあとには、こうした成果をまとめた共同声明を発表しました。
クアッドの外相会合が日本で開かれたのは2020年10月以来、4年ぶりです。(NHK)

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