「クアンチュン作戦」を迅速に:住民の立場に立って行動を

(VOVWORLD) - ベトナムのファム・ミン・チン首相は17日、台風や洪水で被災した住宅の再建を進める「クアンチュン作戦」の評価会議を開き、住宅を失った被災者の立場に立って迅速に対応するよう、改めて関係機関に指示しました。
「クアンチュン作戦」を迅速に:住民の立場に立って行動を - ảnh 1会議の様子
ベトナム中部では、ことし相次いだ台風や洪水で多くの住宅が倒壊したり流されたりする被害が出ました。
政府は被災した住宅の修繕を今月末までに、新たな住宅の建設を来年1月末までに完了させる方針で、「クアンチュン作戦」と名付けて取り組みを進めています。
会議でチン首相は、特に進捗が遅れているザライ省とダクラク省に対し、一層の努力を求めました。
また、国営企業グループに対しては地方への支援継続を、報道機関に対しては被災者同士の助け合いなど、優良事例の報道を呼びかけました。
会議で報告された最新状況によりますと、新築住宅は1,622戸が着工され、進捗率は98%を超えています。
一部はすでに完成し、住民への引き渡しが始まっているということです。
また、修繕については90%余りが完了しています。

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