クアンニン省、2026年にGRDP成長率12.5%以上を目標
(VOVWORLD) - 2026年に向けてクアンニン省は、1人当たりGRDPを1万1800ドル以上とすることや、省内歳入を中央政府の割り当て予算を上回る水準とすることを目標に掲げています。
ベトナム北部クアンニン省は、2025年も引き続き「二桁成長」を維持し、GRDP域内総生産の成長率は11.89%に達する見込みです。省の経済規模は全国34の省・市のうち7位を維持し、1人当たりGRDPは1万402ドルと推計されています。中でもサービス分野、特に観光がGRDP成長の50%以上を占めています。FDI外国直接投資の総額はおよそ10億ドルに達し、社会保障や国防・治安の確保も引き続き重視されています。
2025年、クアンニン省における国家予算歳入は約8万2235億ドンに達すると見込まれる(写真:thoibaotaichinhvietnam.vn) |
2026年に向けてクアンニン省は、1人当たりGRDPを1万1800ドル以上とすることや、省内歳入を中央政府の割り当て予算を上回る水準とすることを目標に掲げています。また、GRDPに占める加工・製造業の割合を14%以上、デジタル経済の割合を12%以上とする方針です。
クアンニン省党委員会のクアン・ミン・クオン委員長は、省党委員会が2026年の方針と任務に関する決議を採択し、2026年の活動テーマを「経済成長の突破口の創出、都市の質の向上、中央直轄市基準の早期達成」と定めたと明らかにしました。
(テープ)
「経済成長で突破口を開き、2026年のGRDP成長率を12.5%以上とする目標の達成に全力を尽くします。科学技術とイノベーションを主要な原動力とする新たな成長モデルを確立し、速やかにその構築と実行を進めます。2025年の残り時間は限られており、省内の各機関・部門・地域は時間を最大限に活用し、設定した目標と指標を最高水準で達成するため、全力で取り組む必要があります」