会見の様子（写真：Quang Hòa/Báo Thế giới và Việt Nam）

席上、チュン外務大臣は、栃木県の20社余りの企業がベトナムで行っている投資活動を高く評価するとともに、これまでに締結された協定を引き続き着実に実施していくよう要請しました。そのうえで、科学技術、デジタル・トランスフォーメーション、イノベーション、高度人材の育成など、ベトナムの発展を後押しする分野での協力強化を提案しました。また、県内で暮らすベトナム人コミュニティに対する継続的な配慮と支援にも期待を示しました。

福田富一知事（左）と握手するレ・ホアイ・チュン外務大臣（写真：Quang Hòa/Báo Thế giới và Việt Nam）

これに対し、福田知事は、ベトナムとの協力をさらに拡大していきたいとの考えを表明しました。あわせて、栃木県で生活し、働くおよそ1万人のベトナム人にとって良好な環境づくりを今後も進めることで、ベトナムと日本の友好協力関係の一層の発展に貢献していきたいと強調しました。