コロンビア 政府とゲリラ組織が和平合意の修正案署名
(NHK)コロンビアでは、反政府ゲリラ組織「FARC=コロンビア革命軍」と政府との間で半世紀以上にわたって続く内戦を終結させようと、双方が4年近く交渉して和平合意案をまとめましたが、先月の国民投票で否決されました。その後、政府とFARCは、サントス大統領がことしのノーベル平和賞に選ばれたのをきっかけに、修正を加えた新たな合意案をまとめ、24日、首都ボゴタで、署名式典を開きました。

(写真:EPA/ TTXVN)
この中で、FARCのロンドニョ最高司令官が、「これが最終的な合意だ」と述べ、サントス大統領も「前回よりもよい内容だ」と述べて、双方が最終合意であることを強調しました。新しい合意案にはFARCの資産を没収し、内戦の犠牲者の遺族などへの補償に充てることなどが明記された一方で、FARCの政治参加や罪を認めた場合の刑の減免など、前回の合意案で国民の反発が強かった点は変わっていません。
政府は新たな合意案を国民投票にはかけず、議会の承認が得られれば和平の成立とする方針です。新たな合意案は、来週にも議会で与党などの賛成多数により承認される可能性が高いと見られていますが、一部の政党は、前回と内容がほとんど変わっていないと強く反発しています。