2016年を迎えるにあたり、チュオン・タン・サン国家主席は新年の談話を発表しましたが、その主な内容を引用し、ご紹介します。

(写真:Tran Luu)
2015年に収めた経済社会発展事業の成果に関し、サン主席は、「2015年は困難な年であるものの、全党、全軍、全国民の努力により、ベトナムは、積極的な成果を収め、経済が良好に発展した。こうした中、複数のFTA=自由貿易協定を締結したことはその発展事業に寄与する」との見解を表明しました。
また、「今後も、製品や、企業、経済全体の競争力の向上、外国投資の誘致と活用などに力を更に入れていく必要がある」としています。
人材開発事業に関し、サン主席は、「国際社会への参入が進められている背景の中で、優れた人材は欠かせないものである」とした上で、「ベトナムは幹部の能力をさらに向上させていく必要がある」と訴えました。
ベトナムが国家主権の保護と領土保全の面で大きな試練に直面している問題に関し、サン主席は、「民族の大団結は、国を防衛するための巨大な力である」とし、「ベトナムは平和・安定・発展のために世界各国の友人になる用意があるという全方位外交政策を実施しているが、その政策と国際社会の支持・支援も国を防衛するための力づくりに寄与する」と語りました。
2016年の任務に関し、サン主席は「2016年は、党や、国会、政府の新しい任期の最初の年であり、重要な意義を持つ。ベトナムは、ドイモイ刷新事業や、国際社会への参入、持続可能な経済発展、国防、安全保障の強化、国民の生活改善に力を入れていく必要がある」と強調しました。