(VOVWORLD) - スーダン正規軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の衝突を巡り、アメリカとサウジビアが仲介する停戦交渉が決裂したことを受け、首都ハルツームでは再び軍事衝突が起きています。
(写真:AFP/TTXVN) |
ハルツーム近郊の住民によりますと、正規軍は空爆を再開し大砲を使用するなどしていますが、RSFが占拠した場所から退却する兆候は見られないとしています。
アメリカとサウジは1日、両国の仲介による停戦交渉が決裂したため、協議を中断しました。両者が協定に違反して軍事行動を行っているなどと非難しました。
正規軍は2日、停戦協定の実施に向けた提案をしたにも関わらずアメリカとサウジが交渉を中断したことに「驚いた」と述べました。また、協定違反を行ったのはRSF側だとしました。RSFは軍を非難しています。(ロイター)