8月30日、チェコ駐在ASEAN=東南アジア委員会のメンバーであるタイ、フィリピン、インドネシア、マレーシア、ベトナムの大使は記者会見を行い、チェコで行なわれるASEAN映画週間を紹介しました。
これによりますと、9月13日から17日にかけて、この5カ国の代表的な映画5点が上映されます。
今年、ベトナムは20世紀半ば、北部デルタ地域の農村部に住んだ浮き沈みが激しい人生を送った女性を物語る『イエンの人生』という映画を上映します。この映画は国内外で多くの賞に選ばれました。チェコ駐在ベトナム大使館のブ・バン・ミン( Vu Van Minh) 公使は次のように語りました。
(テープ)
「『イエンの人生」という映画は半封建半植民地社会における北部農村部に住んだ女性に強いられた風俗習慣を物語っています。その社会には女性が何の発言権もありません。この映画を通じて、チェコの観衆はそれぞれの歴史段階におけるベトナムの風俗習慣や文化を理解できるようになります』